[Code for Gunma]のプレイベント「ウィキペディアタウン」に参加してきました

「ITのチカラを群馬のために」というコンセプトで動いているプロジェクト、Code for Gunma(コードフォーグンマ)の「ウィキペディアタウン@グンマーVol.0」に参加してきました。

もともと2015年にスタートしていたものの、準備段階で頓挫していたという本プロジェクト。わかります。構想まではスラスラと行くんだけど、実際に活動をするとなると一気にハードルが高くなるんですよね。

ウィキペディアタウンは「前橋のまちなかを散歩して、発見したスポットをWikipediaに掲載しよう」というもの。

今回はいわゆるプレイベントで、これから継続的に行なっていく活動の「お試し」に該当するものみたいです。


まずは中央前橋駅に集合し、前橋のまちなか周辺を100円で好きなだけ移動できる「マイバス」に乗って千代田町へ。

(写真はマイバスではなく自動運転実験のバスです)

こっちがマイバス。北回りと南回りがあります。

雪だるまの茶色さが絶妙です。

参加者は2チームに分かれ、僕は南側へ。

いろいろ周ったのですが、最初にお邪魔した「小松屋陶器店」が強く印象に残っています。

江戸時代から瀬戸物屋を営んでいて、現在のお父さんとお母さんで10代目。

これまで僕が出会った企業の中で最も古い、300年近い歴史があるらしいです。

陶器のこだわりも凄いのですが、何より気になったのはお母さん手作りの粘土人形。

粘土を焼かずに作っているらしいのですが(どうやって固めてるんだろう)、表情が豊かで、まるで写真のようです。

そして、これを知った韓国のお金持ちの人が「良い人形だ、世界の人形展に欲しい。雛人形は知られすぎているから、こういうものが嬉しい」と言ってくれた、というエピソードを話してくださいました。

これらの作り方を知っているのはお母さんだけで、究極的にローカルな民芸品といえます。

そして事実クオリティが高いし、評価も高い。書面などに残しているわけでもないと思うので、お母さんが作らなくなれば消滅してしまう技術です。どうにかしたい。


ある程度まちなかを巡ったら、コワーキングスペース「田舎フェ」に集合して発見したものをプレゼン。

別チームでは、前橋の「詩」文化に着目して調査していたようです。

萩原朔太郎が残したもの、またそれを受け継ぐお店や施設。

さらには、全国の都市の方角が示されたコンパス風の謎グラフィックも。一体誰が何のために……。


イベントの最後は、集まった情報をWikipediaに掲載する準備へ。


近年は「地方創生」という言葉が腐ってしまって、良いものと悪いものがゴチャゴチャになり、「何が正しいのか」が誰にも分からなくなっています。でも、動かなければ何も変わらない…というのは真実だと思います。

小さなプロジェクトでも、まずは動くことを大切にしていきたいですね〜。

市根井|群馬の(元)フリー編集者・ライター

群馬県在住の編集者/ライターでしたが2020年4月に法人化しました。

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